【IIR03】
棚田の保全、米のブランド化――農家のサポートを通して農を活性化!
本山町は、四国の中央部、高知県の北部に位置し、棚田や急斜面が多い。平地に比べて苦労が多い山間地の農業には、不利な条件を打開するブランドや加工のチカラが求められている。本山町農業公社では、田植えや稲刈り作業など町内農家のサポートや、担い手のいない農地の管理、特産品の開発などを行っている。
農家が中心となって立ち上げられた本山町特産品ブランド化推進協議会では事務局を担い、生み出された特別栽培米「土佐天空の郷」は「お米日本一コンテストinしずおか2010」において、全国から集まった397銘柄より日本一に選ばれ、全国から注文が殺到した。
その他、特用林産物にも力を入れ、榊や樒、原木しいたけの出荷も行っている。また、種苗センターハウスでは野菜苗や花苗、いちごの栽培などをしている。
インターン生が得られるもの
複数の農家に行くことで、町の農業について俯瞰して見たり考えたりできる。公社の周りには、商品を開発するグループもいるので、農産品に付加価値をつけていこうとする取り組みを学べる。
これまでの取り組み
2008年からインターンシップを受け入れている。高知県内の大学だけでなく、県外の大学からの受け入れ経験もあり(町出身者)。中学生の職場体験の1日受け入れもおこなっている。
活動地域
高知県 長岡郡本山町 本山町
プログラム受付期間
8月~9月
9月の方が、収穫や稲刈りなど幅広く見れます
実施期間
1週間~2週間
プログラム内容
■集落や農業を守り発展させるには、を汗をかきながら考える
農業公社が管理する畑や田んぼなど作物の生産現場に入り、棚田米の生産及び、近隣農家の作業サポートなどを通じて農家の苦労や厳しさを学ぶ。また、町内の行事(お祭りや運動会) などへの参加、手伝い。
事前課題
特になし
求める参加者像
◆希望条件(BETTER/MORE)
食品加工に興味がある人
町内や集落内の農業を俯瞰的に学びたい人
将来、I ・U ・J ターンを考えている人
行政機能に興味のある人
*バイク、自家用車があれば、移動が便利です
受け入れ可能人数
6人(1度に3人、1シーズン2組受け入れ可)
集合場所・解散場所 交通のアクセス
本山町農業公社
最寄駅 JR大杉駅 高知県交通停留所 「本山」
滞在・宿泊条件
本山町内の集会所、コミュニティセンター、モデルハウスなど(1泊1000~2000円)
食事条件
自炊、実費
保険
参加者自身が加入(大学で加入している保険、または自己負担での保険加入)
参加者の費用負担
1万円 + 宿泊費(1泊1000~2000円) + 食費実費
参加者で持参が 必要な持ち物
作業内容や気候・天候に合わせて必要と思われるものを書いてください
長靴、作業着、手袋(軍手など)、カッパなどの雨具、帽子
受け入れ先概要
■本山町農業公社 ■
東西は大豊町、土佐町に挟まれる嶺北の真ん中の町。本山町の農業セクターとして誕生した本山町農業公社。これまではレストランや直売所の営業や運営にも携わり、近年では「土佐天空の郷」という棚田米のブランド化を農家の有志とともに行った。町内で担い手の見つからない農地の斡旋・管理、農家から委託された農作業実施など、農地の荒廃防止や農家の負担軽減のため活動している。
住所:高知県長岡郡本山町本山582?2
電話:0887-76-4333
メール:shikisaikan@gol.com
地域受け入れ先 担当者
大石敦俊
地域からのメッセージ
本山町農業公社では、農業を通して、地域のため、農家さんのためと働いているスタッフの方がいます。米のブランド化や加工品づくりなどは、苦労の多い山間地で畑を耕している農家さんの収入を少しでも改善できればと願う気持ちが原動力です。あなたもその現場で経験を積んでみませんか。
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